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パーキンソン病に大切なメンタル

パーキンソン病では、運動症状への対処の情報は多くありますが、診断前からずっと向き合っているメンタルについての情報が少ないように思います。


メンタル=気持ちは、本当に大切で、多くのパーキンソン病の当事者の方は、緊張したり、焦ったり、気持ちが落ち込むと身体の動きに影響が出ると話しています。

メンタルをコントロールすることは、可能なんでしょうか?


 先日メールマガジンでも書きましたが、本当に鬱状態になると日の光を見ることができなくなります。「外に出たくない」「日を浴びたくない」は、メンタルの赤信号です。

周りに話す事も難しいかもしれませんが、何らかの助けが必要な状態だと言うことを頭の隅に置いておいてください。


さて、通常の生活の中でメンタルをコントロールできる方法はあるのでしょうか?

メンタルを立て直すのに、カウンセリングを受ける、医師から薬を処方してもらうなど頭に浮かべる方は多いと思うのですが、心と体は密接につながっているので、動ける時には運動でスッキリしたりすることもあります。



日常生活では、「呼吸」の大切さに気付いて欲しいと思います。


それも胸式呼吸。大きく息を吸い込む時に肋骨の間や、背中が膨らむのを意識して深呼吸をします。結構難しいです。しんどい時には、立つだけでフラフラすることもあるので、

床に仰向けになり、膝を立てて行うのがお勧めです。


ゆっくり息を吸って肺を膨らませることに集中します。

けっこう難しいので、一時他ことを考えなくなります。


「呼吸」を通して頭の中の色々な物がスッキリすることが期待出来ます。

あと、本当にしんどい時には、とりあえず日を浴びる。

外に出なくてもカーテンを開けて日の光を浴びるだけでも違います。


鬱っぽい気持ちを上手くコントロールして、ご自身の大切な時間を何か嬉しいことや

楽しくなることに使えるといいですね。





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